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2012年11月1日

2012年11月 1日 (木)

ドラマのような、家。

昨日

保育園のお迎えに行った時のコト、

えらく娘が元気がない。

どうした?と聞いても

何も話さない。

家に帰って

マロンと娘と一緒に散歩してるときに

やっと口を開くと

「Aくんがもう保育園に来んがよ」

と、悲しそうな声で。

Aくんとは

ウチの娘の保育園で同じクラスで、

家もすぐ近所。

お父さんとも一緒に飲んだり、

先週も保育園の懇親会で

お父さんと隣同士で飲みまくってた仲だ。

ワシは娘に

「Aくんが冗談で言いゆうがよ」

と言うと、娘は

「でも、お家も引っ越すって言うたもん」

と言うので、ワシは

「そうやって、冗談言いゆうがよえ」

ところが、

娘の次の一言が

「先生が、Aくんが保育も来んし引っ越しする言うたもん」

…え?

先生が言った?

娘に聞きなおしたが、

やはり先生が言った、と。

そしてワシは娘にさらに聞いた。

「いつから来んって言うたが?」

娘は言った。

「もう明日から来んが」

実は

ここのお父さんとお母さんが

ここ数か月もめていて、

数人の保護者も巻き込まれて

タイヘンなコトになっていた。

ウチの家族は

そのトラブルには巻き込まれなかったのだが、

そのお父さんには

個人的に悩み相談を受けてた。

そういう状況だったので、

イヤな予感がして

マロンと散歩してる途中で

すぐお父さんに電話した。

お父さんは

何のコトかわからんかったらしいが、

とりあえず確認してみる、とのコト。

それからしばらくして

お父さんから電話があって、

今から家に帰ってみるとのコト。

再びしばらくして

お父さんから電話。

「家がカラッポ」

「行くわ」

と言って、

パジャマのまま家にお邪魔すると

テレビドラマのように

家の中の荷物がカラッポなのだ。

お母さん、

そして連れていった子供とも

元気ではいるようなのだが、

とりあえず「今」は

打つ手はすべてやってみたようだ。

一緒に

飲むことにしたのだが、

テーブルもないので

畳の上に新聞紙を敷いて

その上にビールとつまみ。

夜の1時を過ぎて

別のお父さんが仕事終わりで駆けつけてきたので、

ワシは交代で帰宅しました。

Aくんのお父さんと

3時間くらい飲んで話したかな…

すごく寒い家の中で。

くわしい話は

ココではしないけど、

お父さんは

子供のためにも

家族で住みたい、と言ってる。

当たり前、だよね。

でも

一言だけ、

お父さんに怒ってしまった。

お父さんが

「まだ5歳やき、友達がおらんなってもすぐ忘れるろうけど」

と言った。

ワシは

「まだ、やないで!

 もう5歳やき、こんな別れは心の傷になるちや!!」

…ナーバスなお父さんを

さらに落ち込ませてしまった(>_<)

納得させてしまった。

「そりゃ、そうやね」って。

ゴメンよ。

Aくんが

数日たって友達ともう会えないとなった時、

どんな気持ちになるんやろう。

お父さんと会えないと知った時、

どんな悲しみがおそってくるんやろう。

そして

保育園の子供たちが

Aくんともう遊べないと実感した時、

どんな寂しさを感じるんやろう。

今朝、

娘が起床して

「おはよう」

と言った後の一言目が

「Aくん、今日からもうおらんがや…」

いろいろな事情が

オトナにはある。

ただ

オトナの事情で

子供たちを傷つけるのは

やっぱり納得ができない。

Aくんのお父さんも

息子が数日たって

友達ともう会えないことを実感し始めたら…

と、嘆いていた。

明日は遠足。

ワシはテンションをあげて

娘や他の子供たちの

「心の穴」

を少しでも埋めてみるつもりです。

Aくんほどの力はないでしょうけどね。

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